音符は1/2、1/4ばかりじゃない!・連符って何?

使う!リズムと音符の仲間たち

「わかる!リズムと音符」で、音符の長さについてお話しましたが、長さは1/2とか、1/4ばかりではない!ですよね♪ 他にも「連符」という記号があるので書いてみようと思います^^

音符の長さの詳しいお話はぜひコチラからどうぞ↓↓↓


連符


音符の長さを考えた時、4分音符ひとつは8分音符2つ分の長さとなります。16分音符なら4つ分です。 じゃあ、3つ分の時は、どう表すのでしょう?

ここで使うのが「連符」です。いくつかの音符をけたでつないで、その上に数字を書いて表します。


4分音符ひとつ分の場合(1拍3連符など)

4分音符ひとつに、3つの音を入れる時はこんな風に書きます。

8分音符の2つが3つに増えたけど、「4分音符ひとつ分だよ!」とわかるように、「3」という数字を書き加えます。

「けた」も3つの音をつなぎます。

3連符1
3連符(さんれんぷ)

同じ様に、4分音符ひとつに5つを入れる、7つを入れる、などはこう書きますが、4つ以上の時は16分音符となるので、こんな風に表します。

5連符
5連符
7連符

もっと数が増えても、同じように書きますが、実際の楽譜ではあまり出てこないかもw


8分音符ひとつ分(半拍3連符など)

同じ考え方で、今度は8分音符ひとつ分に3つを入れる。この場合、16分音符を使いマスw

ちょっと複雑になってきたかな?

どの音符を使って表すかは、基本「2つが3つに増える」と「4つがそれ以上に増える」です。(正確には、「4つが5~7」「8つが9~15・・・余計わかりにくいww)

3連符2
5連符2

・2分音符ひとつ分(2拍3連符)

そして、ポピュラー音楽ではよく出てくるのがコチラ^^

3連符3

これは「2拍3連符」というもので、2分音符ひとつにそれぞれ3つの音を入れてます。こちらが元になっています。

2分音符2

まとめ

一度に全部見ると複雑ですが、連符は、メロディやリズムを協調したい時や、説得力を持たせる時に使うことが多く、1曲の中に部分的に使われています。

曲の中で連符が出てきたら、ここぞとばかりに感情を乗せて演奏してみてくださいね♪

音theりずむ
チカ

チカ

普段は事務のお仕事をしながらドラム活動しています。「リズムと音楽と私」では音楽活動やバンド活動のあるあるなど、「わかる!リズム!」では音符やリズムの解説を書いています。みなさんの普段の音楽活動の中での新たな気づきや、モチベーションアップのお役に立てたら嬉しいです。 充実した音楽ライフを一緒に目指しましょう!

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