自分の音を知る

リズムと音楽と私

以前パーカッションの先生とお話していた時、

「今日のレッスンは、生徒さんの楽器を叩く音を聞いた時、生徒さんが何か悩んでるな、と思った」

と話されていました。


自分の音


人が演奏する楽器の音って、その時々の感情によって変わるんですね。そして、それは聞いてる人にも伝わるようです♫

私は「間違えそうだな」「失敗しそうだな」とか不安に思っている時、音に出るらしく、

「不安そうに叩いてる!もっと自信持って!」

と、いろんな人に言われます。そういう時は、どうやら弱々しい音が出てるようです。自分ではいつもと同じに叩いてるつもりなんですけどね。。

同じ楽器でも…

それと、同じ楽器を使っても、演奏する人によっても、全然違う音がでます。

セッションなどで、一つのドラムセットをたくさんの人と交代で使う時など、顕著に分かります。単純に「大きい音」「小さい音」だけではなく、個性が出るのだと思います♪

グランドピアノがステージに置いてある発表会や演奏会でもそうです。弾く人によって全然違う音に聞こえる時があります。

特にドラムやピアノなどはアコースティック(電気を使わない生の音)の楽器なので、分かりやすいのかな、と思いましたが、エレキギターを習い始めてから、たとえ電子楽器でも、そういう違いが出る事を知りました…

ギターの先生に、新しい弦を張り替える相談をしていた時の事。
何かオススメのメーカーがあるか尋ねたところ、いくつかのメーカーを教えてくれましたが、

もちろんメーカーによって音は違うけど、弦の太さによっても変わる。そして張っているギターとの相性によっても変わる。更には、弾く時のピックの種類によっても、そして、その人の弾き方によっても変わりますよ^^

と、教えてくれました。

という事は、楽器って、自分の個性を思う存分出せるモノ、だと思いませんか?^ ^

自分が望む音、理想の音が出せるようになりたい、と思った時、楽器の種類や使う道具の種類をいろいろ試すと同時に、自分自身の状態もベストを目指したいものです♫

音theりずむ

チカ

チカ

普段は事務のお仕事をしながらドラム活動しています。「リズムと音楽と私」では音楽活動やバンド活動のあるあるなど、「わかる!リズム!」では音符やリズムの解説を書いています。みなさんの普段の音楽活動の中での新たな気づきや、モチベーションアップのお役に立てたら嬉しいです。 充実した音楽ライフを一緒に目指しましょう!

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