ステージ衣装は誰のため?

ドラムのおはなし

みなさんは、人前で演奏する時の衣装、お気に入りとかありますか?

願掛けで、「コレを身につけていると演奏が上手くいく!」なんていうモノもあるかもしれないですね^^

誰のために衣装を着るのか?

以前、テレビ番組で、「女性がお化粧をするのは、周りの人を心地良くさせるためです」と言ってるのを見て、あ~なるほどなぁ、と思った事があります。

あなただって、朝から化粧もせずに寝ぼけた顔をしてる人と会うより、きちんと身だしなみを整えた人に笑顔であいさつされる方が気持ちいいでしょう?

と、そのテレビの人は言ってました。たしかに…

そして、衣装も同じように、見る人を楽しませるためにあるのだろう、と思う。基本的には。。。

自分のための衣装

でも、私は見る人と同じくらい、自分自身を「楽しませるため」に衣装を着ています。「集中するため」とも言えるかもしれない。

黒のスリムパンツは特にお気に入りです。コレを履いているだけで、タイトな音を出せる気になってしまいますw 女性ドラマーアピールで、も追加したくなりますね^^ 赤やピンクのアクセサリーは必須ですw 私が求めるタイトで華のあるドラムに少しでも近づける様に、衣装にも、女の武器でもなんでも使うのが私のやり方です(笑)

演奏の邪魔!?

衣装は見た目だけじゃなく、機能性も大事ですね^^

華やかな感じのドラムを叩きたくて、パンツの裾が広がったタイプを着た事があるのですが、バスドラを鳴らす度に裾がペダルに引っかかってしまい、大変な思いをしたことがあります。

また、ジャラジャラとたくさんのブレスレットを着けたら、ドラムを叩く度に揺れるので、その揺れが気になってしまい、リズムに集中出来なかったことがあります。(もちろんすぐに外しましたが…)

やはり、本番に備えて、リハの時も衣装は試さないとダメですね(´;ω;`)

記憶を残す

今一緒にバンドを組んでいる仲間から言われて、思い出した事があります。

彼女が私と初めて会ったセッションの時。お店に着いて、セッションが始まる直前、私はお気に入りの衣装に着替えました。セッションは参加者だけで、お客さんという人はいません。参加してる人は、参加している事が楽しいのだから、あえて衣装を着てまで楽しませる必要もないかもしれません。

でも、私は自分の「楽しみ」と「集中」のために着替えた…のだと思います。

彼女は「めちゃめちゃ、やる気のあるネエサンだ」と思ったらしいw 確かに冷静に考えれば、どんだけやる気なんだ!?と思われても当然ですよね(笑)

でも、彼女の記憶に残ることが出来たおかげで、今ではとても大切な女友達になれました。(ここでもまた息子たちと同じくらいの年代の彼女ですがw)

逆に、あえて衣装を着ない、というプレーヤーさんもいました。「楽器で勝負したかった!」そうです。それも、潔くてカッコイイ!!

コロナ渦が過ぎたら、またステージでの衣装をいろいろ妄想できるかなw

自分自身にとっての衣装、大事ですね^^

チカ

チカ

普段は事務のお仕事をしながらドラム活動しています。「リズムと音楽と私」では音楽活動やバンド活動のあるあるなど、「わかる!リズム!」では音符やリズムの解説を書いています。みなさんの普段の音楽活動の中での新たな気づきや、モチベーションアップのお役に立てたら嬉しいです。 充実した音楽ライフを一緒に目指しましょう!

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