「ギターを歌うように弾けるようになったのは、10年くらい前ですね」
初めてお会いしたギタリストさんに、「何年前からギター弾いてるんですか?」と質問した時のお返事。
そう言えば私が子供の頃ピアノを習っていた時も、先生から「歌うように弾きなさい」とよく言われたなぁ。
「歌うように」演奏したい
「話す時は歌うように、歌う時は話すように」すると、相手に伝わりやすい、というのを聞いたことがあります。
音楽は伝えるためにある、と私は思っています。
楽しさを伝えて一緒に楽しんだり、辛かったことを伝えて励ましたり、嬉しかったことを伝えて喜びを分かち合ったり。だからこそ、「歌うように」演奏する事は、音楽を伝えるための基本なのかなと思います。
歌うように演奏できるようになるために
どうすれば歌うように演奏できるだろう…?と、考えてみました。
1.とにかくその曲を聞く。何度でも聞く。
2.頭の中で、や、声に出して、歌って曲を覚える。
3.歌いながらイメージトレーニングもしてみる。
いつでも楽器が手元にあるとは限りません。楽器がない時も手や足を実際の演奏のように動かしてみる練習は、曲を覚える事に効果があると思います。
そしてもちろん、実際に楽器を演奏する技術的な練習も必要なわけで、これらをくり返して、だんだん「歌える」ようになっていくのだと思います。
ドラムの場合
リズム楽器とはいえドラムも同じで、「歌うように叩きたい」と、いつも思います。
ドラムだけでは曲にならないだろう、と思いきや、家でドラムの練習をしていると、音源を流していなくても、「あ、次はその曲やるの?」と曲名を言われることがあります。それは、私がその曲を「歌えてる」時なのだと思います。
曲を覚えていなくても、楽譜を見ながらなら演奏は出来るかもしれません。周りのメンバーの音を頼りに、合わせて演奏出来るかもしれません。
でも何かを「伝えたい」なら、「歌うように」演奏できる方が、何倍も伝わると思います。
そして、演奏を何かの形に残すことも手軽に出来る時代です。残した音源や動画、それはリアルタイムだけではなく、未来に伝える事もできるんですよね^^
夢は広がるばかりデス♪
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