楽しく練習する、インプットとアウトプットの関係

リズムと音楽と私

ひと言で「楽器の練習をする」と言ってもいろんな方法がありますよね♫
みなさんはどんな練習方法が多いですか?

見本の音源に合わせて弾く(私の場合、叩くw)

ゆっくり弾いてみる(ゆっくり叩く)

部分的に弾いてみる(叩いてみる)

…などなど

インプットとアウトプット

最近、私は「インプット」と「アウトプット」の違いをよく考えるようになりました。

今までは練習に関しても、ひとりで練習するのがインプット、人前で演奏するのがアウトプット、くらいの大まかなイメージしか持っていませんでした。

でも、よーく考えると、ひとり練習の中にもインプットとアウトプットがあったのです!

そして、どちらかをたくさん実践するよりも、両方をバランスよく実践する事が、技術的にも精神的にも、楽しく練習出来る、と感じています♪

インプット練習

インプット練習、と言うとどんな事を思い浮かべますか?

上手な人や見本の音源をよく聞く、とか基礎練習を重点的にやる、とかでしょうか。。

もちろん、それらもインプットだと思いますが、もう少し広く考えて…

自分が出来る様になりたい事を明確にして、そのために練習する事がインプット練習だと私は考えます。

速く弾けるようになりたいから、運指の練習をする

左手の連打が乱れるから左手の強化練習をする

そう!何を身につけるのか?、が大事です♫

アウトプット練習

で、アウトプット練習とは、インプットで身につけたことが、どれだけ自分の身になったかを確認する練習だと思います。

速く弾けるようになったか、見本の演奏と一緒に弾いてみる

左手の乱れが少なくなったか、左手だけでメトロノームと合わせてみる

人に聞いてもらう、のは究極のアウトプットだと思いますが、よく

「人前で弾くのは恥ずかしいからイヤ」

とか、

「自分だけで楽しいからそれでいい」

と言うのを聞きます。

そういう時は、人前じゃなくていいので、強制的なアウトプットをぜひ試してみてほしいw

流行りのFirst take のように、自分で1発録りで録音や録画をしてみる。そして、それを自分で見て聞いてみる。

自分で思ってたより、案外よく出来てたりする事も多いですよ^ ^

実際に録音を始めると、いつもはなんの問題もなく弾けるところが、急に頭が真っ白になって忘れてしまったり。

そんな意外な発見もあったりします♫

簡単に音が出せないような環境なら、目をつぶって、頭の中でイメージトレーニングするだけでも違うと思います。これもあくまでも1発録りのつもりでw

インプットとアウトプットのバランス

そして、一番大事だと感じてるのが、

どちらかに片寄ってしまわないように、バランス良く取り入れること♬

コレ、オススメです!

インプットしかやらないと、「出来るようになった!」「進歩してる!」という充実感や達成感が形として見えにくい。
アウトプットばかりになってしまうと、出来ないところはいつまでも出来ないまま。

「なんか最近、進歩がないなぁ」「練習がマンネリ化してきたなぁ」

そう思ったら、どちらか少ない方を増やしてみればいいのですw

インプットとアウトプットを何度か繰り返していると、以前出来なかった事が少しずつ出来るようになっていく・・楽器の練習は、この達成感が楽しい♫

せっかくたくさん練習したのだから、充実感も達成感も、がっつり味わいたい♫

音楽には正解はないし、自分らしく演奏出来るのが一番楽しいと思います。

カッコよく弾きたい!上手に演奏したい!

そんな理想の自分を思い描いて、少しでもそれに近づいてるって実感できたら、練習も、より楽しくなりますよね♫

楽しく練習するための、インプットとアウトプット。

チョット意識するだけで、変化を感じられると思います。。。試してみてくださいネ^^

音theりずむ
チカ

チカ

普段は事務のお仕事をしながらドラム活動しています。「リズムと音楽と私」では音楽活動やバンド活動のあるあるなど、「わかる!リズム!」では音符やリズムの解説を書いています。みなさんの普段の音楽活動の中での新たな気づきや、モチベーションアップのお役に立てたら嬉しいです。 充実した音楽ライフを一緒に目指しましょう!

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