今回の「リズムと音符の仲間たち」は、「タイ」という記号のお話です。
見た目が似たような「スラー」という記号もあるので、合わせて書いてみたいと思います^^
「タイ」とは同じ音をつなげる記号
タイは同じ音を切らずに、そのままつなげて演奏する意味の記号です。(ネクタイの「タイ」で結ぶという意味でもあります^^) 音符のすぐ上やすぐ下に、弧を描くように2つの音符をつないで書かれます。
この楽譜だと3番目と4番目の音が、そのままつなげて伸ばす音、となります。音源でも確認してみてください♪
ちなみに、見た目が似ている「スラ―」というのは、違う音階の音を切らずになめらかに演奏する、という記号で、リズム譜にはあまり出てこないと思いますが、こんな風に使います^^
赤で囲んだのがタイ。黄色で囲んだのがスラーです
タイの使い方
では、もう1度、タイの譜面に戻ります。
これ、タイの記号を使わなくても、音符の長さを変えて書くこともできます。
耳で聞く音の長さはどちらも一緒・・・
じゃあ、なんで「タイ」を使うの?
それは楽譜を見る時、拍子を数えるのに見やすいからです。
青線の拍子と同じ位置に音符が書いてある方が、拍子を感じる場所がわかりやすい!
そして、タイは小節線をまたいで使うことも多いです^^
また、更に次の音符も続けてつなぐ事もあります。この場合、最初の音から、タイの最後の音まで伸ばし続けます!
これでいつも見ている楽譜にタイが出てきたら、拍子をどこで感じるのか、もうわかっちゃいますね♪
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