同じ音をつないでみよう!・「タイ」とは?

使う!リズムと音符の仲間たち

今回の「リズムと音符の仲間たち」は、「タイ」という記号のお話です。

見た目が似たような「スラー」という記号もあるので、合わせて書いてみたいと思います^^

タイ」とは同じ音をつなげる記号

タイは同じ音を切らずに、そのままつなげて演奏する意味の記号です。(ネクタイの「タイ」で結ぶという意味でもあります^^) 音符のすぐ上やすぐ下に、弧を描くように2つの音符をつないで書かれます。

タイ3

この楽譜だと3番目と4番目の音が、そのままつなげて伸ばす音、となります。音源でも確認してみてください♪

ちなみに、見た目が似ている「スラ―」というのは、違う音階の音切らずになめらかに演奏する、という記号で、リズム譜にはあまり出てこないと思いますが、こんな風に使います^^

タイとスラ―

赤で囲んだのがタイ。黄色で囲んだのがスラーです

タイの使い方

では、もう1度、タイの譜面に戻ります。

タイ3

これ、タイの記号を使わなくても、音符の長さを変えて書くこともできます。

タイ4

耳で聞く音の長さはどちらも一緒・・・

じゃあ、なんで「タイ」を使うの?

それは楽譜を見る時、拍子を数えるのに見やすいからです。

青線の拍子と同じ位置に音符が書いてある方が、拍子を感じる場所がわかりやすい!

タイ2

そして、タイは小節線をまたいで使うことも多いです^^

また、更に次の音符も続けてつなぐ事もあります。この場合、最初の音から、タイの最後の音まで伸ばし続けます!

これでいつも見ている楽譜にタイが出てきたら、拍子をどこで感じるのか、もうわかっちゃいますね♪

音theりずむ
チカ

チカ

普段は事務のお仕事をしながらドラム活動しています。「リズムと音楽と私」では音楽活動やバンド活動のあるあるなど、「わかる!リズム!」では音符やリズムの解説を書いています。みなさんの普段の音楽活動の中での新たな気づきや、モチベーションアップのお役に立てたら嬉しいです。 充実した音楽ライフを一緒に目指しましょう!

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