先日、ある人からとてもあたたかいコメントを頂いたので、お返事もかねて、私がドラムパートとして初めてセッションに参加した時の体験記を書きたいと思います♫
セッションスタイル
セッションは主催の方やお店の方針でいろいろなスタイルがあるようです。セッションホストさんが、その場で曲を決めながら進行するスタイル。音楽ジャンルが決められていて、その中の曲にエントリーしていくスタイル。今、私が書こうとしている体験記のセッションスタイルは、参加者が予め曲をリクエストして、自分以外の演奏メンバーも事前に決めて、当日合わせる、というものです。曲は、特定のアーティストのもの。なので、自然とそのアーティストのファンが集まる事が多いですね。
セッションエントリーまで
ドラムを習い始めて半年くらいが経った頃。仲間のベーシストさんから、「セッション一緒に行こうよ!」と誘われました。「ドラムで!?」こんな超初心者で参加してイイの??まだレパートリー無いよ??
その時点でドラムを叩けるのは3曲しかありませんでした。それも、先生に特別、初心者バージョンにアレンジしてもらったもの。自信は無いけど、誘ってもらえる、というチャンスは大事にしたい。「1曲だけでも参加できるから♫」との言葉を信じて、参加表明したのでした。。
セッション当日
それから約2ヶ月、最終的に3曲練習して(またもや、先生に初心者アレンジしてもらいましたw)そして本番当日。
セッションに誘ってくれた友達以外は初めてお会いする方達ばかり。お店に入ると、みなさん顔見知りのようで、「久しぶりー!元気だったー?」などと挨拶している。どこにいればイイのか、何をすればイイのかわからず、とりあえず端からみんなに挨拶をして回った。後で気がついたけれど、セッションが始まる時に、ホストさん(主催者さん)がちゃんと全員の自己紹介をしてくれたので、全員に挨拶はしなくても大丈夫だったかな笑笑
曲順
お店のテーブルの上に、演奏の順番が書いてある紙が置いてあった。そ~っとのぞくと…
!!!!!
私が、3曲エントリーしたうちの1曲が演奏トップ?!そしてもう1曲が演奏トリ(最後)?!初めてなのに~(泣)みんながどんな感じでやってるか見てから…と思ってたのに…でも、「私初めてだから」と言って変えてもらうのは、一緒にやるメンバーさんに申し訳ない。ので、覚悟を決めて、いざドラムセットへ・・・
トップ1曲目!
楽器をセットしながら、メンバーさん達が打ち合わせを始めた。「カウントから始めてもらって、ギターだけ入りますから…」「最後、僕のリフと一緒に合わせて終わりましょう!」最初から、とてもやさしいギタリストさんだった。そして、「ワシらリズム隊が合ってれば、大丈夫!うまくいくから!」とベーシストさんが、ど~んと構えていてくれた。
最後、トリ!
みんなカッコ良かった。最後の曲で、鳥肌が立つくらいカッコいい音を出すギタリストさんもいた。あぁ、なんてイイ一日だったんだろう。。。セッションでドラムを叩くって、こんなに楽しいのかぁ。。。
こうして、私のドラム初セッションのシアワセな一日が終わりました。
でも、シアワセはこれでは終わらなかったのです。
信頼感
次の日の夜遅く、1本のメールが来ました。
「セッションがあまりに楽しかったので、一緒にバンドを組みましょう!」トップの曲もトリの曲も一緒にリズム隊を組んでくれたベーシストさんからのお誘いでした。あまりに嬉しくて一晩眠れませんでした。その日初めて会った人からのお誘い。「ドラムパートの私」を信頼してくれた事、声をかけてくれた事に感動しました。
こうして出会った人と人のつながりは、少しずつ広がっていきました。そのつながりは私にとって、とても大切なものになっています。5年前の出来事を鮮明に思い出して、こうして言葉に出来るのがその証拠だと思います。
これからも大切にしていきたいです^^
チカさんとお話しよう!♫
5年前の出来事。ハッキリ思い出すのはどんな景色ですか?^ ^
こちらのコメントにて、よかったら教えてください♫